未来の先生から

FROM THE
FUTURE TEACHERS

看護学科 教授 西上 あゆみ

教授西上 あゆみ

看護学科

看護職になりたいという気持ち、
サポートします

看護職は、自分が得た経験や体験を生かすことができ、生涯にわたって働き続けるのにふさわしい職業です。
大学での授業や演習は、高校までとはずいぶん異なるもので難しく感じたり、思っていたものとは違うかもしれません。
しかし、一方で患者さんとのかかわりを通してやりがいを感じることがあるでしょう。看護師になりたいという思いを大切に頑張る学生さんといっしょに考え、学んでいきたいと思います。

看護学科 特任教授 平山 惠美子

特任教授平山 惠美子

看護学科

卒業研究をとおした学びの深掘りで、
独り立ちする前にしっかりと基礎固めを。

学生は、実習での体験をとおして、「さまざまな健康段階にある患者さんやご家族にどのような支援が必要か明らかにしたい」「看護の向上にむけた組織としての看護のあり方を考えてみたい」など、個と組織から看護の探究心をもつことが多いようです。
研究の実際では、探究心に加え地道な努力も要しますが、論文が完成した際には、学生自身の達成感は大きいです。
本ゼミでは、「卒業研究」を看護専門職として独り立ちする前の基礎固めと位置づけ、学生の考えを大切にしながら、その興味・関心事が研究に繋がるようにテーマの絞り込みを行い、文献検討やディスカッションを重ねながら研究活動を支援しています。

理学療法学科 教授 寺田 茂

教授寺田 茂

理学療法学科

大学を出て、入職した先で自ら成長を続けていける人材に。

私が理学療法士養成校に入学したのは約40年前です。
その当時学んだことには、現在では考え方が180°転換し、否定されているものもあれば、理論的な根拠がないために衰退したもの、また最近の計測機器の発達により見直され復活したものがあります。
医療における知識や技術は日々進化しており、「専門職」として活動していく限り、何歳になっても「自己研鑚」が必須であると考えています。
卒業生の多くは病院などに就職しますが、治療している患者さんから得られるさまざまなデータ、日々使っている知識や技術など臨床には研究の種がたくさん落ちています。入職後も「自己研鑽」の一つの手段として学術活動を行えるような動機づけを行い、実験計画の立案・実行ができることを目標に指導しています。

理学療法学科 助教 阪上 奈巳

助教阪上 奈巳

理学療法学科

自主性や思考力を高め、
"思い"を実現するための学びを。

医学は日進月歩であり、そこに携わる理学療法士は生涯学び続けることを求められた専門職です。その学びを突き動かすものこそ、「この人のために何かしてあげたい!」といった相手への思いであり、その思いを実現できるようになるために習得しなければならない知識・技術は膨大なものです。本学の強みは、1年次から臨床を意識した授業の展開と学外実習における実際の医療現場での学びから、個々の自主性や思考力を高め、臨床における実践力を支援していることです。更に卒業後も既卒者への勉強会実施など、共に生涯学び続ける医療人として関係性を継続しながら成長を目指しています。是非、一緒に"思い"を実現していきましょう。

作業療法学科 講師 白井 雅子

講師白井 雅子

作業療法学科

企業とのプロジェクトや医療現場で、
知識・経験を得る多彩な学びがあります。

作業療法士の仕事は、国家試験に合格すれば、一生涯の資格として役立つことはもちろん、人の支援をするという、とてもやりがいのある仕事です。藍野大学の作業療法学科では、高い臨床スキルをもった熟練教員が少人数体制で指導を行うことによって、難関となる臨床実習、国家試験に対して学生の特性や学修状況に合わせた親切丁寧な指導を行っています。また、関連施設には、さまざまな障がいを対象とした病院や施設があるため、医療現場を肌で感じることができます。加えて、企業との連携プロジェクトにも学生に参画してもらっており、学生たちはこの経験から知識のみならず様々な学びをし、学習意欲の向上にもつながっています。今後は、卒業生が学校に立ち寄って、さらに深い学びができるような体制を作っていきたいと思っています。

作業療法学科 准教授 尾藤 祥子

准教授尾藤 祥子

作業療法学科

作業療法の新たな可能性を研究する中で社会性も身につけてほしいと思います。

私のゼミでは、全ての学生が発達障害領域に興味を持ち、研究のテーマとしています。
今年のゼミでは地域の小学校での特別支援教育について、作業療法士の関わりや教員の取り組み、児童生徒の様子について調査することになりました。
作業療法の新しいフィールドとして教育現場があります。ゼミ学生は実際に教育現場に訪れ、支援学級や通常学級の先生にインタビューやアンケートを行う、または児童生徒に対し実験を行うなどの方法で質的に研究を進めています。
現場に出向くこと、他職種の話を聞くことは、学生にとっては研究内容に加えてコミュニケーションや社会性のスキルが身につき、非常にプラスになっています。

臨床工学科 准教授 山﨑 康祥

准教授山﨑 康祥

臨床工学科

医療系企業での実習も取り入れ、
多角的に活躍できる人材を育成。

臨床工学技士は、単に医療機器を操作するだけでなく、多角的に物事を捉え、積極的に課題の解決ができる応用力を持ち、かつ患者さんや他の医療従事者に安心と安全を提供できることが求められています。藍野大学ではチーム医療を重要視しており、基礎教育ではホースセラピーやフィールドワークなど、専門科目ではシンメディカルといった形で、臨床現場でチーム医療を体現できるカリキュラム構成となっています。また、3年次には、医療系企業での実習も取り入れ、医療機器の製造や販売、開発までも視野に入れた、多角的に活躍できる人材を育成しています。

臨床工学科 准教授 新田 佳伯

准教授新田 佳伯

臨床工学科

学生が相談しやすい環境づくりが大切です。
協力して問題解決する力を培います。

私のゼミには約束事があります。それは "嘘をつかないこと"と"ゼミ生同士協力し合うこと"です。
嘘をつかれると対応策が全て後手にまわり、最終的に取り返しのつかないことになるからです。ゼミ生同士協力し合うことは、自己分析と相手のことを思いやらなければ成り立ちません。
この2つのことは、将来チーム医療に携わる医療人として必要不可欠と考えているからです。
また、この約束を守るためには、私に相談しやすい環境づくりが必要と考えています。卒業研究や国家試験対策で行き詰まった時は、私に相談して対策と今後の方針を立てています。学生の意見をできるだけ否定せずに学生が、能動的に考えを説明できるようにしていき、一緒に問題解決ができるように心がけています。